- 2010-06-26 (Sat) 12:50
- 5.活動日誌
松本です。
いよいよ出演者の手元に台本を配布。
の為に、駅前でマアム(竹内麻奈美)・ラスカル(岡部葵)と合流。柏市民活動センターで原本を印刷して、ドンキホーテの5円コピーで人数分を作成。今回の台本はこんな作り方をしました。

その後、稽古場へ。今日は旭町近隣センター。テーブルを「ロ」の形に並べて、台本を一枚ずつ手に。自分の分が揃った人は早速読み始めて稽古場は静かになります。その間、自分はその様子をボーっとみているので実は結構寂しい時間だったりします。
上演時間を確認する為にみんなで一通り読んでみました。イベント主催側から「30分程度」と指定があるのですが、今日みんなで読んでみたら40分近くありました。初めて読むからたどたどしかったのもありますが、そもそも作家が勢い余って書き過ぎたのもあります。
出演者達には「次回までに台詞を口に馴染ませておく様に」、と。個人的な言葉の使い分けですが、「馴染ませる」は「とりあえずはっきりした口調で発声出来る様にする事」です。滑舌的に苦手だったら何度も口にして、普段自分が使わない言い回しだったら何度も口にして。とりあえず何度も読んでおいてねって事ですね。「どんな心境でその台詞を言うか」の域になると自分の場合は「馴染ませる」ではなくて「根付かせる」という言い方をします。初めから根付かせる事に意識を向けすぎてしまうと「気持ちは分かってるけど口が回らなくて結局ちゃんと言えてない」とか「気持ちを込める事に意識が向き過ぎて特定の言い方を自分で固めてしまって、演出で別の言い方を指示しても対応出来なくなる」などの障害が出てしまうので。
そもそも今回の台本。分かりやすい内容なので、とりあえず台詞を口にしてそれがちゃんと聞こえればその人物の心境が伝わる状態にしてあります。子ども演劇祭での上演ですからね、人間心理の奥深い部分とか表現しちゃうと子ども達には分かんない可能性があるので。
でも、子ども騙しにはしたくない。昨年の同イベントに向けて子ども達と接して気付きましたが、彼らは経験と言葉に対する知識の蓄えがまだないだけ。感じたり思ったりする事に関しては大人と同じか、偏見がないからむしろ素直に受け止めるのです。だから伝わらない言葉をたくさん使ってしまうと、残念ながら結果的に伝わらない表現になってしまう。その辺を考慮して作ってもいます。だからって子どもと接する時に目線を下げたり優しい言葉遣いすると『子ども扱いすんなよ』ってへそを曲げられます。子どもは自分を大人と同じくらい何でも出来るって思ってますから。専門用語を知らない新入社員の教育係になった、くらいの気持ちで接するとちょうどいいかも。あ、これはCoTiKの団員にも言っておいたほうが言いかな。後で言います。